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2019年6月11日火曜日

昔使ってたデッキについて

 先日、デュエリストパック5が発売されて昔(もう10年ぐらい前の話)使っていたデッキテーマが大幅に強化されたようです。ただその強化の方向性が当時の自分の構築には手を加えられそうもない感じで、まあ丁度良い機会なので紹介記事書いておこうかなと思いました。構築した時代もさることながら、元々大した実力も無い自己満足な記事となります。あらかじめご了承下さい。

 記事を書く前にTwitterの方で投票システムを利用して少し遊びました。結果はこんな感じ
そもそも票数が少ないのは置いといて下さい。日頃の行いです

普段は氷岩灼岩、そして前に「D-HERO使いたい」とか呟いたりしてたからこんな感じになるだろうなとは予測していました。これが百でも千でも結果は大して変わらなかったろうなと思います。(そこまで自分に興味のある物好きは居ないでしょうけど。親切心で付き合ってくれた方々には大変感謝しています。)

 で、正解はどれなのかと言いますと、

実物の写真に後で更新します。
DEATH も良いけど GOOD BYE の文字が粋だと思います

 皆さんものの見事に外してくれました。(親切心で付き合ってくれた方々ごめんなさい。すみません。絶対当たらないだろうなと思って、その愉悦に浸りたかっただけです。)
 E-HEROは色々と揃えるのが大変でしたし、インティ&クイラが出た頃には遊戯王は隠居状態だったのもあってカード自体持って無かったりします。あと地縛神を期待してくれていた方はすみません

デッキ解説、でもその前に

満足した処でデッキの解説に移ります。ただその前に約10年前の構築背景を少し。
  • ダークサンクチュアリは存在しないので魔法・罠ゾーンが段々と埋まって行く
  • シンクロ、エクシーズモンスターは存在しなかった
  • 神聖なる宣告者も当然いない。(緑光と紫光の宣告者は居ました)
  • 羽箒は禁止、大嵐は制限、サイクロンも制限だったかなと
  • 厄介だったのは氷帝メビウス、ネフティスの鳳凰神、サイコショッカー、デミス等々
 まず組んでみようと思ったきっかけは、当時はまだ特殊勝利系のカード自体が少なく、その中でも比較的難しいと言われていたからです。エクゾディアは有名ですし、終焉のカウントダウンも耐え切る事が出来れば強いとかなんとか。

 その中でもウィジャ盤は「これちょっと無理じゃね?割りに合わなくね?」ていう感じでWikiでも書かれていたような記憶?があります。(曖昧です)。魔法・罠ゾーンが埋まって行く性質上、相手の除去をカウンターするのも段々と難しくなりますし、死のメッセージを置く際に発動条件のあるセットカード(主にカウンター罠)が邪魔して置けないという状況も懸念の対象だったのでそれらを考慮してデッキを組む必要性もありました。

 そんな状況下で「自分も特殊勝利系のデッキを一つ持っておきたいなあ」と思った矢先にあまり人と被りそうに無く、かつロマンを感じたのがウィジャ盤だったのです。あとショップのストレージを漁ってた時にバラバラに散らばっている死のメッセージカードが何となく格好良く見えたのもあります。

如何にして守るか

 まず先ほどの前提条件をより具体的に見返してみましょう。
  • 魔法罠ゾーンが埋まってしまうので相手は最後のメッセージが置かれる直前を狙って複数枚の除去カードを撃って来る可能性が極めて高い。
  • 残り一枚の伏せカードでそれらを防がねばならない。
  • 相手がこちらの伏せカードをカウンター罠と読み、何もして来なかった場合を備えてセットカードは発動条件の無いカードが望ましい。
  • 出来れば価格が安くて集めるのが楽だと尚嬉しい

そんな神の宣告以上に滅茶苦茶強いカードが存在する訳...ありました(お約束)


因みに当時の価格は250円程

ファラオの審判

ライフを半分払い、発動時にどちらか1つを選択
  • 墓地に「友情」がある時、そのターン終了時まで相手の一切の召喚・反転召喚・特殊召喚・セット、そしてモンスター効果の発動を封じる。(無効にはしないので先に撃つ必要あり。)
  • 墓地に「結束」がある時、そのターン終了時まで相手の場に存在する魔法罠カードを全て無効にして、発動とセットも封じる。(無効にもするので後出しも可能)


 まあここまでネタバレしてしまうともう正直詰まらないかと思います。「あっ、このカード使うのね」って感じかなと。実際強いカードではありますからね。ただどちらかというと自分の個性というか「ここ良いよね?」って言いたいポイントはまた別にありました。


1.デッキ全体の雰囲気とシナジーがマッチ


 デッキを組むに当たって、まず大事なのはウィジャ盤をサーチする事です。当時から罠カードを汎用的にサーチする手段としてはこのカードが有名でした。

リバース:デッキから罠カードを一枚選択してデッキの一番上に置く。「王家の眠る谷ーネクロバレー」がある場合、それを手札に加える事が出来る。

 当時の普通のデッキならばこのカードが単体で入る事はあってもネクロバレーのフィールド魔法まで入る事はありませんでしたが、このデッキは別です。

 ファラオの審判の最大の弱点は墓地に「友情」と「結束」が存在し続けてなければいけない事です。万が一除外でもされたらウィジャ盤を決める以前にデッキコンセプトそのものが崩壊します。その時点で勝負は決まったようなものです。

 ネクロバレーは互いの墓地のカードを除外と効果による干渉を出来なくさせます。つまり相手が魂の解放やD・Dクロウやロストなどの墓地除外カードをデッキに入れてても安心という事です。(でもそもそもそんなカードはマイナーだったよ。特に自分はロスト気に入ってたんだけどね。絵が凄く良いし効果も渋くて好きなんだけどね...使ってるの自分だけだったよ...)

 舞台はファラオの眠る墓。つまり墓を暴いた対戦相手に死の呪いを掛ける絵面が整いました。(いや、そもそも眠りを妨げたのはデッキを作った自分自身なのではないか?という疑問は置いときます。)これが気に入ったポイントの一つです。

2.一部のマイナーカードが結構いい感じに入ったこと


ファラオの墓ですし当然立入禁止

絶対不可侵領域

自分のスタンバイフェイズに手札を1枚捨てて発動。相手は次のターンに通常召喚と特殊召喚が出来なくなる。

という効果を持ってます。実際これもかなり強い効果だと思うのですが、それ以上にこのカードの効果は残存するタイプということで、自分のターンに発動して空いたスペースにファラオの審判をセットすれば次の相手の行動をほぼ完全に封じつつ最後のメッセージを置くことが出来るという構想でした。

 弱点としてこちらのターンにサイクロン等を使われたら負けます。(それじゃダメじゃん!)



絵柄も骸骨で雰囲気良し

魂の氷結

自分のライフが相手よりも2000以上少ない場合に発動可能。次の相手のバトルフェイズをスキップする。

という効果を持ってます。当時のWikiを覗いた時は「《覇者の一喝》の下位互換。4枚目以降必要なら入れよう」的な事が書かれていました。

 ですがこのカードは発動タイミングは選ばないので、「T」が置かれる相手エンドフェイズ時に発動してスペースを空けつつ、次の相手ターンの最後のバトルフェイズを封じるという使い方が出来る事に気付いてニヤニヤが止まりませんでした。こんな感じでWikiに書かれてない使い方を見出して一人ほくそ笑むのが自分の遊戯王の原点でした。(だが現実は非常だった)




こちらも骸骨が絵柄なので

魔力吸収球体

相手ターンに発動した魔法を自身を生け贄に捧げるリリースすることによって無効にします。

 このカードの良い所は絵柄が骸骨な所だけじゃなくて、バトルスキップなどを生かせるかつ相手の魔法を無効に出来るモンスターということで採用しました。魔法無効モンスターで有名なのはホルスの黒炎竜LV8ですけど、それを使うなら【お触れホルス】を組んだ方が強いですからね。
 それとこのモンスターは融合素材でもあり、融合呪印生物ー地と合わせる事で異星の最終戦士になれたりもします。
雰囲気的にはちょっと微妙


終わりに


 今回の記事はこれにて終了です。最後までお付き合い頂き有難う御座いました。
色々と新規カードも出たのでまた組むのも良いのかも知れませんけど、まあそれは色んな人がやるみたいですし自分はもう良いかなと。

 え?戦績?そりゃ酷いもんでしたよ。罠を無効にして出て来たヴァンダルギオンにぶっ壊されたり、魂の氷結&魔力吸収球体をラヴァゴからの大嵐でひっくり返されたりと散々でした。でも一応何回かは決まった事もあったので普段の勝率からすればまあ悪くはなかったり。

割と存在感を放ってるこの二枚が死の呪いの雰囲気とまるで合ってないのはご愛嬌



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