2015年6月17日水曜日

氷岩魔獣と灼岩魔獣

 知ってる人は知っている相互ユニオンモンスターです。彼等の良いところは何かというとイラストが凄く格好良い事です。まあ見てくださいこの姿を。
シャーマンキングの前鬼後鬼を思い出しませんか?
見つけた当初、もう十年ぐらい前から何としても使ってやりたくて色々考えてました。しかし中々巧く行きません。彼等はまあそれなりに不遇なカードでした。(wikiへのリンク氷岩魔獣灼岩魔獣。)

課題1 氷灼を場に揃える

 ユニオンは二体揃わないとその真価を発揮出来ません。氷灼の装備時の効果は氷岩灼岩を装備させるとの魔法罠を、灼岩氷岩を装備させるとの魔法罠を戦闘ダメージを与えた時に1枚破壊します。因みに強制効果です。相手の場に何も無い場合は自分の魔法罠が割れてしまいます。

 彼らは二体とも4星のユニオンモンスターです。どちらも前線基地に対応しています。手札にくれば簡単に揃える事が出来そうです。では実際どうなのかというとそんなことは無いのです。

 まず前線基地の効果は1ターンに一度です。両方がユニオンモンスターであっても片方には通常召喚権が必要になってしまいます。それはつまりダークソードなどと変わらないということです。

 また都合よく彼等が手札に居るかというと三枚ずつ入れても確実とは言えません。当然何らかの手段でデッキからサーチ、リクルートしなければ難しいでしょう。

課題2 打点不足

 前線基地があればまだ良いほうです。問題は無い場合、彼等はただの打点が低くて効果の無いモンスターに成り下がってしまいます。場に維持することは容易ではありません。

 さらに氷灼の効果はそれぞれを装備して戦闘ダメージを与えた時に発動条件を満たせます。しかし彼等の能力はATK1500/DEF1000 とリクルーターラインをギリギリ越える程度であり、装備したときに攻守が上がる効果もありません。何らかの戦闘補助が必要になる訳です。

課題3 安全に戦闘を行う

 何度も言いますが彼等の効果は戦闘ダメージを与えた時に発動します。つまりミラーフォースや強制脱出装置には全くの無力です。破壊できるとしたら展開の補助に使われる永続カードか、ブラフ程度に限ります。そう、つまり彼等を揃えた所で出来ることは限られていました。

 そんな一見するとどうしようもない彼等ですが自分は使いたくて仕方がありませんでした。なんとしても彼等を輝かせたい、そう考え続けて来た馬鹿に興味がある方はどうぞ続きをご覧下さい。

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